フィリピンは、年間を通して暖かく平均気温が26度~27度と
熱帯気候であるが故、そこに住む虫たちもさまざまである。

日本のように四季があり、冬があれば虫も見ない季節もあるが
フィリピンは年中無休で虫たちが活躍する。

フィリピンでどこでも大量に発生しているのがハエとゴキブリ、そして蚊。
ハエは、日本でいうイエバエぐらいの大きさで、色はそれより黒い。
日本では多分見かけない種類なのではないだろうか。
キンバエはそれ程私は見たことは無い。
しかし、そのハエの多さは半端ない。近くに鶏小屋や家畜小屋がやって
来た日には、どこもハエで壁まで黒くなることも珍しくない。
ハエがそこまで発生する原因には、ゴミの処理方法に問題があるのだろう。
だいたいアンヘレスではゴミの収集の曜日が決まっていない。
ゴミは、たいがいライスの袋に入れて外に出している家庭が多い。
日本のように、ポリバケツに蓋があって・・なんて事はない。
だから、そこは虫たちの恰好の餌場となって大量繁殖する。
殺虫剤も色んなタイプ売っているが、殆どの家庭では持ち合わせていない。
だから、駆除するにも、たかが数件で殺虫剤やトラップ仕掛けても焼け石
に水である。増える事はあっても、極端に減る事は無い。

ゴキブリ。
日本でよく見かけるのが、黒光りしたやつ。しかしフィリピンのゴキブリ
は茶色で大きい。
これがまた日中は暑いのでどこか下水の中等に隠れているのだが、
暗くなると、凄い数のゴキブリが町を俳諧する。
まず日本では見る事が出来ない光景であろう。
懐中電灯で足元を照らすと、そこらじゅうにゴキブリたちが我が物顔で
散策している。人間の数より外を歩いている。
場所によっては、普通に歩いていても踏んでしまう。
ゴキブリ対策に今フィリピンでも色んな殺虫剤やトラップを見かけるが
やはり買う人の数が少なすぎて、駆除と言うレベルではない。
ゴキブリは、1mmでも隙間があれば侵入する。日本の建物のように
密閉がきちんと出来ていると、侵入は難しいが、フィリピンのクオリティー
では侵入し放題である。
わたしは、依然日本からコンバットを持ち込んだが、家の中のゴキブリは
消えた。しかし、一歩屋外にでれば、そこはゴキブリ天国。
いかに侵入させないかが、カギである。
まあ、日本のゴキブリ対策がかわいく見えてしまう。
またフィリピンの一般の家は、天井がないのが殆どなので、出入り自由である。
その為、家の中で繁殖するのではなく、外で繁殖した奴らが、家の中の
食べ物を頂戴しにやってくるのである。

これら2種類の虫は、直接人への危害は加えないが、衛生的に悪い。
よく外で食事していると、ハエが沢山よって来る。
また、結構高級なレストランでもハエが飛んでいる。
しかしフィリピン人はハエを追い払うが、日本人より神経質に追い払う事は
ない。食べ物に集っていようが、関係ない。平然と食べてしまう。
家の中でゴキブリを見つけるとさすがに追い掛け回して殺すが。
しかし、外にいるゴキブリには目もくれない。

こんな光景に最初は非常に戸惑ってしまったが、そこに暮らし始めると
慣れてしまうのか、フィリピン人と同じ行動になっている自分がいた。
ただ、殺虫剤は大量にストックしていた。
上の2種類は直接人間に危害を加えないが、蚊は大変。
忍者のように忍び寄って、チクンとしたらもう吸われている。
この蚊は厄介なやつがいる。デング熱を振りまいている奴らである。
私は、デング熱を患った事は無いが、主な症状は急な高熱、頭痛、
眼(か)痛、顔面紅潮、結膜充血を伴い、発熱は2~7日間持続。
治療法は無く、対処療法のみである。
全ての蚊が媒介している訳ではないので、過敏になりすぎる事は
ないが、やはり刺されない努力は必要。
暑いので、虫よけスプレーが良い。フィリピンでも昔から売っている。
日本に帰国して発症しても、この病気を媒介する蚊は日本にはいない。
しかし、そのウィルスを媒介出来る日本の蚊ヒトスジシマカもいるが、
越冬出来ないので、一過性で終わってしまう。

フィリピンの虫たちは、このほかもっと危険な奴がいる。それは街中
にも出没する。
この虫の正体はまた今度。



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