フィリピンには知っての通り、沢山の邦人が暮らしている。
しかも移住という形でフィリピンで暮らしている人たちも
大勢いる。
その中には、フィリピンで起業して夢に向かっている人たちも
沢山いる訳だが、その中で成功している邦人は数パーセント
に過ぎないのも現実。
その理由は色んなブログに記されているので、割愛するが
それでもまだこのフィリピンに移住しようと考えやってくる人たちが
後を絶たない。
この私も10年前、一度このフィリピンで起業して失敗している。
原因も色んなブログに記されているが、ここではそのビジネスを
起こすのに何が間違っているのか根本的なところを書こうと思う。

言うまでもなくフィリピン人のアサワやその家族の取り巻きの言う通り
では、上手くいかないのはご存知の通り。
得てして、フィリピン人のファミリーは起業する話を知ると、隣の畑
は良く見えるらしく、同じ商売をしたがる。
そして、捕らぬ狸の皮算用をして儲かる とけしかけてくる。
たいがい、近隣でやっている商売の代名詞が
①サリサリストア
②バンのレンタル(ハイエース等の人数の乗れる車を購入して
その車で空港等の送迎に使う)
③ミネラル(フィリピンでは一般的にミネラルと呼んでいるが
大型の浄水器を使って殺菌して飲み水にしている)
④ジープニー
⑤食堂(お酒が飲める日本でいう居酒屋みたいな所)
⑥食用の鶏や豚の飼育
だいたいこの辺が候補として挙がってくる。

そしてファミリーたちや、アサワに拝み倒されて大事な虎の子を
使ってしまう。

では、フィリピンのビジネス環境は今どうなのだろうか。
今は、ハッキリ言って上り調子で物価も少しずつ上昇している。
その中で何故上記のようなビジネスが成功しないのか。

それは、飽和状態と誰でも知っているシステムであり、だれでも
そのからくりを知っており、儲けが出ない。
言い換えると、薄利多売であるが、需要より供給が上回っているので
利益が出ない。

そこで、何に注目すべきか。
それはフィリピンのビジネスの割合。

なんの割合かというと、起業するのにすべて自分で行う割合と
フランチャイズ契約して起業する割合。

知っている人もいると思うが、ジョリビーはフィリピン人なら誰でも
あこがれるビジネス。
これもフランチャイズ。しかし契約金が日本円で今のレートで約7000万円。
ぶっ飛んでますが、その回収は2年で出来るというモンスター。

フィリピンでは独立開業で個人で始める割合が70%、フランチャイズ
として始める割合が30%と言われていて、そのうち利益に関しては
フランチャイズが全体の70%、個人が30%と逆転している。

そう、このフィリピンはフランチャイズ大国なのである。
大きな看板をあげているお店はほとんどがフランチャイズ。
ガソリンスタンドまでフランチャイズである。
ロイヤリティーが無いものが多が、その分販売権利の値段が高いのが
普通。
ではどうやって、フランチャイズ契約するのか、それは次回。




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