皆さんもニュース報道でご存じであろうと思うが、世界同時株安が
進行している。
昨日、米国株式市場で一時1000ドルの下げを見せた。これは史上初
の下げ幅。
日経平均も今朝、18000円を割り込むなど市場は混乱している。

この世界同時株安は、2週間前に突然中国から発表された人民元切り下げ
によるものである。
為替も株価が下落するのと同時に円とユーロが買われ、昨日ドル円は116円前半
まで買われた。
そして新興国通貨安が起きている。
勿論、フィリピンペソも下落している。
無題

このチャートを見れば急激にペソが売られ円が上昇しているのがわかる。
今日現在、1000円=3900ペソ前半で推移している。

これはリスクオフによる株売り、そして安全通貨とされる円やユーロ買いが起きたもので、
日本の経済、並びにアメリカ経済が減速して起きている事ではない。
したがって、中国政府が何らかの対応策を出して来れば市場は安定してくる
との見方が多いようだ。

また、いつまでもこのリスクオフが続くものでもないと考えている専門家も多い。
私的には、一時4000ペソに迫るか、少し抜ける可能性はあると思うが、
またペソ高に移行していくように思える。
現に今日のドル円の為替も119円台で推移している。またロイターが取材した
ヘッジファンド(様々な投資手法により利益を追求する機関的ファンド)の間では
米国株の先行きを楽観視知る声が多数を占めた模様。
もしフィリピンに送金する予定があるなら、今がチャンスかもしれない。


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