日本の経済状況はどうだろう。
アベノミクス効果で景気が上向いてきたと一般庶民も感じられるだろうか?

最近あまりニュースでこういった話を耳にしなくなってきた。

急激な原油安となり、そしてこれまた急激な円安。

大手輸出企業がウハウハなのは言うまでもない。

しかし実際、スーパーで買い物をすると、軒並み値上げラッシュが見られる。
ほんの数円の値上げがチリも積もればで、支払時に前よりなんとなく高くなった
事に気が付く。

そんな日本の経済とは裏腹に、景気が毎年上昇しているのがフィリピン。

 農林水産、公共事業、輸出、鉱工業など主要産業の多くが、
成長が鈍化した第3四半期から回復し、通年のGDP成長率は6・1%となった。
過去5年間の成長は、年間9%台に迫る成長を継続していた1970年代以来の規模という。

しかし、国家経済開発庁(NEDA)のバリサカン長官の話では、
経済効果が貧困層にまで波及するには、20年間は同じくらいの高成長を
継続させなければならない現実があると認めた。

それにはインフラの整備を高く上げている。それにより農村部まで発展が見込めるし
インフラ整備は物流の改善や、生活必需品の物価安定にもつながる。

そう、今まさに日本の高度成長期にあるのがフィリピンである。
日本が辿ってきた道を歩み始めたのである。

メトロマニラの高層ビル建設ラッシュを見ると、10年前では考えられなかった。
metro-manila


今、フィリピンの平均年齢は23歳と若く、さらに首都圏の人口は上海を上回る。
まさに、今お金を貰うからお金を生む に転換し始める時である。

フィリピンの主な産業は電子機器産業。そしてフィリピンには電子機器受託生産
サービス(ems)企業が沢山ある。その多くが日系企業と取引があり、経営多角化
を進めている。
日本企業が今海外進出をするのに、フィリピンを選ぶ企業が増えてきている。
それには豊富な人材と、若い世代の多さ。
そして、アジア圏の中ではホスピタリティーが日本人に近いのだ。

日本ではもう少子高齢化でこの先どうなるか見込みが立たない。

そんな中、子供の未来を考えて、今フィリピンに留学では無く、移住をし始める
家族が増えているという。
教育現場は今フィリピンのほうが進んでいるのである。(プライベートな学校)

次回はフィリピンの学校と日本の学校の違いを紹介したい。
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