スズキキャリーを見つけた。
この形なのでもう相当古い車である。
日本ではほとんど見かけなくなった形。
仕事で使用しているようには見えなかった。
年式のわりには綺麗に使っているのではないだろうか。
荷台はヘコミや傷もなく煽りもキレイ。
しっかりハンドルもコンバートされている。
この技術は本当に恐れ入る。
まるで初めから左ハンドル仕様に見えるほど。
フィリピンなのに寒冷地仕様車のステッカー。
ちょっと笑ってしまう。
フィリピン人には漢字など読めるはずもないので貼ってあっても何のことか
判らないであろう。
結構トラックなんかも日本から輸出されたままで、会社の名前が入ったっまま
乗っているのを見かけるので、あまり気にしないのだろうか。
日本でお役御免となった車も、こうやって他国でもう一度活躍している姿を見ると
なんか嬉しくなってしまう。
しかし、トラックなどのディーゼル車は日本の環境規制で走る場を失い、日本では
より環境に優しい車に変わってきている。
しかもエコカー減税なるものまで出現して、初年度登録から13年を経過した車
には、増税されている。
日本で頑張って、環境に悪い車を排除したところで、フィリピンなどの途上国で
使用されていては地球規模で考えればどうなんだろう。
勿論フィリピンでもエコは叫ばれている。
なんか矛盾してる気がしてならない。
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