フィリピンの歯磨き粉を試したことありますか。
日本のように種類はそれ程多く店頭には並んでいない。
また薬用とか、そういった類も見たことが無い。
これは、フィリピンならどこでも手に入るクロスアップという商品。
日本ではもう見られなくなったチューブの形。
販売はユニリーバ。
ユニリーバといえば、日本でも色んな商品を扱っていて、有名なものとして
リプトンの紅茶や、ラックス、モッズヘア、ダブ、ジフ、にドメスト等。
歯磨き粉なんて日本では扱っていないし、想像もつかないだろう。
しかし、フィリピンではこの歯磨き粉が主流。
全部でクロスアップは7種類ある。
これは昔からあるタイプで、歯磨き粉の色は赤。
他にオーソドックスの白や青なんかもある。
味は、昔ドクターペッパーなる飲み物があったのをご存じだろうか。
(今でも手に入るらしいが、私の周りのお店では見かけないが。)
正にその味に近いと思う。辛さは日本の物よりなるく感じる。
前は結構辛かった気がするが・・・。
歯磨きをすると、ピンク色の泡となり、結構泡立つ。
ピンク色なので、歯茎からの出血が見分けずらい。
フィリピン人は結構若いうちから虫歯によって歯が無い人が多い。
若い女性でも入歯の人が結構いるのには驚かされる。
口腔ケアには疎い国民である。
知り合いの35歳の男性だが、昨年歯周病で前歯が2本抜けていた。
私が通ったことのある日本の歯科医が、フィリピンで歯の治療
を行った経験があると話していたが、向こうは設備がしっかりして
いないので、歯の治療より、直ぐに抜歯をするといっていた。
たしかに7,8年前、親しらずが痛くなり近くの結構綺麗な歯医者に行った事
あるのだが、その設備の古さに驚いた。
日本なら今、必ずレントゲンを撮るのが普通であるが、そんな物はフィリピン
の歯科医には無い。
目視による診察である。
私の場合、虫歯ではなかったので痛み止めの薬の処方箋だけだった。
せっかく行ったので私はタバコを当時吸っていたので、ヤニを取れるか
聞いたら、直ぐとれると返事があったのでやってもらった。
なんか薬をつけて、磨かれたら直ぐにキレイになった。
これには驚いた。当時たしかp2000位払った気がする。
また、日本の歯科医はよっぽどのやぶ医者でない限り、予約も取りずらい
のだが、フィリピンの歯科医に患者をあまり見かけない。
もうちょっと、口腔ケアに真剣に取り組めるシステムがあれば若くして歯を
失う事がないのに。
20代の綺麗な女性が実は入歯だった。なんてのを私は沢山知っている。
最初は非常に驚いた。
向こうで知り合った女性が、朝に洗面所で入歯を外して手入れしている、
うら若き女性を見たら結構萎える事でしょう。
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