フィリピンの空港に行くと必ずと言っていいほど、頼んでもいないのに荷物を
運びたがる"やから"が多い。
勿論安易にフィリピン人の持ってきたカートに荷物を載せるとチップを請求される。
まあ、荷物ならばそんな"やから"がいてもしょうがないと、何回か行っていると思ってしまう。
しかし、前にも書いたが、(空港での珍事件)空港内の警備員に請求されるのは本当に困りもの。
前にマニラの大渋滞に嵌り、帰国する飛行機にギリギリの時があった。
出国税を払い、大急ぎでイミグレーションに向かう。
ターミナル1だったが、案の定大行列。
取りあえず並んで待っていると、警備員が話しかけてくる。
話を聞くと、出国カードを見せてくれ と。
私は慌てていたので、すっかり忘れていて急いでボールペンを出して書こうとしたら、
警備員が、『書いてあげるから、それをよこしなさい』 と言うではないか。
私はピンときて、お断りした。
しかし、警備員は私のそばから離れず、じっと書いている内容を見ている。
非常にうざい。
しかし、相手が警備員なので文句を言う訳にもいかず、我慢しながら書いていると、
今度は、書いている内容について、コメントを言い始めた。(その書き方はやめて私が
話すように書きなさい)といった感じで、チャチャを入れ始めた。
特段書いている内容はいつもと同じように書いているので問題ないはずなので、
無視していた。
すべて書き終わり、見直してしまおうとするとなんとその警備員はとんでもない事を小声で
言い出した。そして、指を擦り始めたのだ。
まあ、小声で言うという事は本人も悪い事をしていると認識しているのだな と思い無視を
決め込んだ。
が、列が進んでも一緒についてきて、チップの要求をいつまでもしている。
非常にシツコイ。
やっと次が自分の番になった時に諦めて、戻って行った。
本当に、たかりが多い。何回行ってもこのたかりが一番憂鬱だ。
しかし、このたかりが居ない素晴らしい場所がある。
それはターミナル3。
ここは入国の時はカートを持ってきて、荷物を運ぼうとするが、出国の時は
たかりが居ない。
これは本当にありがたい。
ターミナル3はANAが乗り入れているので、夜着が大丈夫な人にはお勧めだろう。
ターミナル3は新しいので、中は非常にキレイである。
また、お土産やも結構充実しており、ターミナル1,2と比べ物にならないほど良い。
また、空港に入るのも日本と同じで制限ないのでお見送りの人と中でゆっくりできる。
ターミナル1.2のように、チケット引き換えのプレートを持って外に出なくてもよい。
ただし、送ってもらった場合、駐車場が近くが大抵空いていないので、遠くになった場合
結構歩かないと空港内に入れない。勿論、チェックインカウンターの近くまで
車を乗り付ける事は可能。
なので、私は今ターミナル3発着便の飛行機しか乗らない。
空港でのたかりは、無視しても大丈夫だが、町のいわゆるペソス。こいつらは気を付けたほうがいい。
何故ならば、バックがマフィアの事がほとんどである。
前に、アンヘレスのメトロバンクのATMの前で韓国人が足蹴にしたら、何処からともなく怪しい
やつらが出てきて囲まれていたのを見たことがある。
是非オーバーなジェスチャーで追い払おうとしない事。
頑なに無視をする。これが一番である。
まあ、マニラは危険だが、アンヘレスも危険な場所はたくさんあるので気を付けたい。
気を付けたいついでに、TAXIの危険度について次回書くことにする。
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