最近フィリピンでは日本料理が流行り始めているという。
特にメトロ・マニラでは、以前から日本料理店が多くあるが
特にラーメン店の人気が上がっているという。
そう、あの山頭火だ。2013年2月にフィリピンに上陸している。
今では3店舗まで増えるほどの人気ぶり。
メニューの中で人気のあるのが、特性とろ肉ラーメン。
値段は、レギュラーサイズでP445(約1160円)
結構いいお値段である。メトロ・マニラの最低賃金の1日分である。
味は日本の物をそのまま持って来てあの秘伝の味を再現している。
客層はというと、会社員から家族連れまで幅広い。
勿論貧困層は見かけないが。

そして、日本の食材を売っているお店も実に充実してきた。
中でも驚くのは、インスタント麺の売り方。
麺とスープがバラで販売されており、お店で食べた人が自分で家で
作る為に買っていく人が増えているという。
他にも刺身なんかも買っていくフィリピン人も出てきた。

シアル・アセアンという食の見本市が6月に開催された。
その中で目立ったのが肉。
フィリピンはアセアンの中で肉の消費がダントツに多い。
その市場を狙い世界各国より出店が多かったが、我が国日本から
も2社が出店していた。
2014年3月から実は日本からフィリピンへの牛肉の輸出が解禁
されたのだ。(条件付)
今まで流通されていた牛肉はアメリカ産や豪州産。
ついに日本産和牛がフィリピンで食すことが出来るのだ。
フィリピンの家庭で和牛が調理される日も近いかもしれない。

わざわざフィリピンに遊びに行って、和牛やラーメンを食べる事も
ないのだが、なんか日本の食べ物がアレンジされずに食べれることが
嬉しい。
日本の食材からフィリピンの食卓の定番が生まれるかも。


若い消費者が多いフィリピン。市場を開拓し商品が定着すれば
息の長いヒット商品が生まれるかもしれないと考える今日この頃。

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