無事に退院してきたのだが、病院のシステムについて
フィリピンとだいぶ違う事にateは驚いていた。

やっぱり一番びっくりしていたのは、綺麗な事。病院内が
非常にクリーンであると驚いていた。
そして、看護師が非常に親切であると。

日本人として日本に普通に暮らしていれば判る事の出来ない
話である。
そして、日本では今は当たり前だが、付き添いが不要な事。
フィリピンでは、必ず誰かひとり位は、入院患者と一緒に
病室に泊まる。
日本では完全看護なので、そのような事は現在殆ど行われていない。
私のasawaが帰る話をしたら、ateは可愛そうだから、帰るなんて
出来ないと。説得するのに非常に時間がかかった。
そして、手術後の私の姿を見て、絶対に帰るのはダメ と聞き分けのない
事を言っていた。日本はフィリピンとシステムが違う事を話しても
中々理解してもらえなかった。

逆の立場で考えて見る。
もしフィリピンで、知り合いが入院したとして、そこで我々日本人が、帰る
話をすれば、それはフィリピンの人達はびっくりするだろうし、また我々
日本人からすれば、完全看護では無い事に、これまた驚く事であろう。
そして、その患者に対するケアの無知さに嫌気がさしてしまう事であろう。

そして、やはり驚いていたのが食事。
日本では、病院食がだいぶ良くなっていて、入院初日から選択して食事を
決める事が出来るようになった病院も多々ある。
私の入院した病院もそれに合致した病院である。
そして、その食事が運ばれてきて、その品数、暖かい物と冷たい物がきちんと
分けられている事に驚いていた。
まあ、通常フィリピンの食事は大抵1品なので、普通の家庭料理でもその品数
に驚くのだが。
フィリピンでは、食事は病室に運ばれてくるが、決して美味しそうではない。
私も何度か、親戚にあたる人が入院していたことがあるので、その食事を
見たことあるが、とても食欲が失せそうな食べ物である。
asawaから聞いたが、実際とても不味くて食べれないそうだ。
ではフィリピンで入院している人の食事はどうするか。
それは家族が毎日料理して運んでくるのが、当たり前となっているようである。
入院したら家族は日本では考えられないほど大変である。
なので、日本の病院食を見て非常に驚いていた。

まだまだ、やっと日本に来て1週間。その違いに驚く事ばかりのようである。


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